盛川和洋の装丁の仕事

盛川和洋の仕事の紹介

時代小説

Iさんとの仕事・1

『人形佐七捕物帳』の新装版を出すということで、ご依頼をいただきました。図書館に行って挿絵画家・神保朋世先生の挿絵をたくさんコピーし、このようにまとめました。装画に私が彩色しています。神保先生は故人でしたが、奥様に彩色したものをご覧に入れ、…

『新選組読本』

2002年にブックデザイナーとして独立しました。5月31日にやめまして、その日、六本木の編集者のあつまりに出ました。ワールドカップ開会式は翌日でしたが、5月31日には初の試合があり、勝ったほうの(負けたほうも?)外国人が交差点あたりで大騒ぎしていま…

半七捕物帳3

半七捕物帳2

半七捕物帳1

しばらく編集者時代のものを──。 2001年に、岡本綺堂『半七捕物帳』全六巻を新装版として刊行することになり、担当者でもない私は、勝手にアートディレクションをさせてもらいました。 タイトルは「顔眞卿大字典」から拾ってきて少し加工しました。スミフチ…

アートディレクション第1号

初めてアートディレクションの話です(本そのものがいま見当たらないので、昔あるところに載せた画像です)。 1997年、私は編集者でした。頂戴してきた文庫書き下ろしの原稿は、抜群に面白い歴史伝奇小説だったんです。ところが千枚以上の大作で、どう売るか…